テニス肘、上腕骨外上顆炎の最新知識 本文へジャンプ
整形外科医の問題  その1 テニス肘(上腕骨外上顆炎)の診断について


日本整形外科学会のHP、手の外科シリーズのパンフレットのテニス肘(上腕骨外上顆炎)の説明では
「3つの検査で陽性」ならテニス肘と診断します、とあります。

肘の外側の痛みというと、整形外科医はテニス肘(上腕骨外上顆炎)を思い浮かべます。
そこで、いきなり、前記のテストをします。

結果が陽性なら、即、テニス肘、上腕骨外上顆炎と診断してしまいます。

それが、現在の整形外科医の問題だと思います。

私は、3つの検査の前に、より広く肘の異常を診るための診察をします。
肘の動き、動作での痛みの誘発、肘を中心にした圧痛点の検索
そうでないと、病状、正確な病態が見落とされるのではないかと思います。

テニス肘、上腕骨外上顆炎は、正確な病態の診断なしに、十分な治療は行えません。


もっと知りたい方に
本当にテニス肘?